3か月予報 降水量「平年並みか少なく」
気象庁は、秋にかけて全国的に残暑が厳しく、東日本と西日本では、降水量が「平年並み」か「少なくなる」との3か月予報を発表した。
25日午後2時に発表された気象庁の3か月予報によると、8月から10月は太平洋高気圧や移動性の高気圧の影響で、暖かい空気に覆われやすく、全国的に残暑が厳しくなるという。
また、東日本と西日本では、秋雨前線の影響を受けにくいため、降水量は「平年並み」か「平年より少なくなる」と予想されている。
空梅雨などの影響で、すでに20%の取水制限が行われている関東の荒川水系では、ダムの貯水率が下がり続けていて、平年のおよそ6割と過去最低になっている。
今後、取水制限が30%に引き上げられるおそれがあり、埼玉県などは、節水への協力を呼びかけている。