台風５号は、今後も動きが遅く、８日も東日本を中心に厳重な警戒が必要。

　台風５号は７日夜、近畿を通過し、８日も自転車並みの速さで東日本から東北方面へ進む見込み。その後も北上を続け、９日には東北付近で温帯低気圧に変わる予想。台風の動きが遅く、影響が長く続きそうだ。

　８日夕方までに予想される雨の降る量は、多い所で、甲信で４００ミリ、東海で３５０ミリ、近畿、北陸で３００ミリ、関東で２５０ミリ、東北で１８０ミリなど。また、最大瞬間風速は近畿で４０メートル、四国、東海、中国、北陸で３５メートル、関東、伊豆諸島で３０メートルが予想されており、大雨や暴風などに厳重な警戒が必要。また関東でも沿岸部で風が強く、交通機関が乱れるおそれがある。