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西武鉄道と協力 有事に「としまえん」活用

2017年8月9日 20:15

 警視庁は首都直下型地震などの大規模災害時に、壊れた警察署の代わりに「としまえん」の施設などを利用できるように西武鉄道との協力協定を結んだ。

 9日、警視庁・練馬警察署と西武鉄道によって結ばれた協力協定では、首都直下型地震などの大規模災害で警察署の庁舎が倒壊するなどの被害が出た際に東京・練馬区の「としまえん」内にある事務所棟を警察署の代わりの施設として使うことが可能になった。

 それ以外にも「としまえん」の敷地内に警察車両を駐車することや敷地内の井戸から水を確保することも可能になるという。

 警視庁では大規模災害に備えて、公共交通機関など様々な機関と同様の協定を結んでいて、今後も官民一体で「災害に強い街づくり」を進めたいとしている。