介護必要な高齢のコロナ患者受け入れ 埼玉に支援施設
埼玉県で新型コロナウイルス陽性となった高齢者のうち、介護などを理由に宿泊療養施設に入るのが難しい人のための施設が開設されました。
8日から運用が始まったのは所沢市にある「西部高齢者支援型臨時施設」です。
新型コロナ陽性になった65歳以上の高齢者の中で、介護が必要なことなどから宿泊療養施設に入れない患者などを受け入れ、24時間体制で対応します。
ベッドは8床用意され、段差や階段がなくバリアフリーになっていて、看護師が2人常駐し、医師がオンラインで診察を行うということです。
県はこうした施設で独り暮らしの高齢者などリスクの高い患者を受け入れ、急な体調変化などに備えていきたいとしています。