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台風18号 週末に九州上陸のおそれも

2017年9月15日 6:04

 非常に強い台風18号は週末には九州に上陸するおそれがあり、熊本地震や九州北部豪雨の被災地でも十分な警戒が必要となっている。

 宮古島では、24時間で500ミリを超える記録的な雨が降った影響で道路が冠水した。また、暴風が吹き荒れ、倒木で道路の一部がふさがれたほか、車が横転したりする被害が相次いだ。

 気象庁によると、台風18号は、今後、週末にかけて次第に進路を東寄りに変え、海水温が高い東シナ海を進むため、非常に強い勢力を保ったまま九州に接近・上陸するおそれがある。

 予想進路の中心を進んだ場合、熊本地震で大きな被害を受けた阿蘇地方などでは、大雨とともに猛烈な風が吹くおそれがある。

 また、福岡県朝倉市などの九州北部豪雨の被災地にも、週末は台風本体の発達した雨雲がかかるおそれがあり、赤谷川などの中小河川の氾濫に、十分な警戒が必要。