２８日正午頃、衆議院が解散されたが、それを前にした午前中、北朝鮮による拉致被害者の家族が安倍首相と面会し、「結果を出してもらいたい」と解決への対応を改めて訴えた。

　２８日午前、安倍首相は拉致被害者家族会の飯塚繁雄代表や、横田めぐみさんの母・早紀江さんらと面会した。この中で、横田早紀江さんは、「今年中にという気持ちで結果を出していただくことを願っている」と、改めて解決に向けた対応を求めた。

　「選挙があろうと何があろうと、拉致問題は絶対に優先だと（政府に）常日頃言っているし、これからも言いたい」面会後、飯塚代表はこのように述べ、解決への取り組みが止まるわけではないので、成り行きを見ていくしかないと語った。