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不思議な蛾「オオスカシバ」にハマる人たち

2017年10月3日 13:37
不思議な蛾「オオスカシバ」にハマる人たち

 公園などで見かけるハチドリのようにホバリングして花の蜜を吸う不思議な虫。そんなオオスカシバにハマった人たちがいる。

 9月20日、東京近郊でオオスカシバを発見。オオスカシバは、蛾(が)の仲間で、体長は約6センチ、毒は持っていない。特徴はカラフルな胴体。ちなみに漢字で書くと、大きく透き通る翅(はね)という意味で「大透翅」。名前の由来のように透き通った羽を持っている。

 この羽を小刻みに羽ばたかせて空中で静止しているように見える。よく見ると口吻(こうふん)と呼ばれる口を使って、器用に蜜を吸うのがわかる。

 実はこのオオスカシバがひそかな人気を集め、飼育している人もいる。ゲームクリエイターの神虫からすみさん(女性)は、3年前に偶然、オオスカシバを見かけてハマったという。

 神虫からすみさん「よく見ると、モフモフとウサギみたいに、毛がふさふさしているので、のめり込みました」

 そして神虫からすみさんは、今年偶然、オオスカシバの卵を見つけて、念願の飼育を開始。幼虫の葉はクチナシの葉。8月の下旬に見事羽化したという。そして念願の“手乗りオオスカシバ”に成長した。彼女にとってオオスカシバとはどのような存在なのだろうか。

 神虫からすみさん「自分の中で生きる目標みたいな、偉大な存在になっています」


【the SOCIAL todayより】