東電・柏崎刈羽原発 事実上の合格
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新潟県にある東京電力柏崎刈羽原発6号機・7号機について、原子力規制委員会は再稼働に向けた事実上の合格を出した。
原子力規制委員会は4日、柏崎刈羽原発6・7号機の再稼働の前提となる安全審査結果の最終的なとりまとめを行った。これは地震や津波、それに事故への対策がとられているかをまとめたもので、事実上の合格を出した。
福島第一原発事故を起こした東電の原発で事実上の合格が出たのは初めて。審査は4年に及び、東電は原発一基の建設が可能な4800億円の費用をかけ安全対策に取り組んできた。ただ、実際の再稼働については地元の新潟県が反対していて、同意を得られるかは不透明。