御嶽山噴火災害 発生10年を前に遺族などが慰霊登山
死者58人、行方不明者5人を出した長野・岐阜県境にある御嶽山の噴火災害から今年9月で10年となるのを前に28日、遺族などが慰霊登山を行いました。
慰霊登山を行ったのは、山びこの会の8組、13人の遺族や行方不明者家族です。
雲に覆われた御嶽山の山頂、剣ヶ峰では、噴火発生時刻の午前11時52分に合わせて黙とうがささげられました。噴火災害から10年となる今年、初めて御嶽山に登ったのは、父を亡くした兄弟です。
父親を亡くした松井登輝也さん「父を近くに感じられるというところに足を運べたのが、すごく良かった」
58人が亡くなり、5人が行方不明となっている御嶽山噴火災害は、9月27日で発生から10年を迎えます。