両陛下、九州北部豪雨被害をお見舞い
天皇皇后両陛下は27日、九州北部豪雨のお見舞いのため、福岡県と大分県の被災地を訪問された。
27日午後、飛行機で福岡県に入った両陛下は、車の中から被災状況を視察したあと、朝倉市で、家族や家をなくした被災者6人と面会された。
両陛下は「ご健康は大丈夫でしたか」といたわり、被災したときの様子や今の生活についての話に耳を傾けられた。部屋を出る際、陛下は「本当に大変だと思いますが、それぞれ今後、良い方向に向かうよう、尽力されるように切に願っております」と声をかけられた。
両陛下は大分県日田市でも被災者を見舞い、災害対応に尽力した人々をねぎらわれた。
両陛下はかねて被災地の状況を気にかけ、福岡県で28日から開催される「全国豊かな海づくり大会」の式典出席に合わせ、訪問を調整されていた。