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台風 九州南部・四国・本州に接近のおそれ

2017年10月28日 17:15
台風 九州南部・四国・本州に接近のおそれ

 台風22号は、28日昼過ぎに沖縄本島を通過し、沖縄から奄美を暴風域に巻き込みながら北上している。今後の台風の予想進路は以下の通り。

 台風22号は、29日明け方にかけて、奄美地方にかなり接近する見込み。その後、向きを東寄りに変えて、速度を上げながら南の海上を進む見込みで、29日午後から30日朝にかけて、暴風域を伴ったまま九州南部や四国、本州に接近するおそれがある。

 29日にかけて予想される最大瞬間風速は、沖縄・奄美・九州南部で45メートルとなっていて、29日は、西日本から東日本でも非常に強い風が吹きそうだ。また、29日昼にかけて予想される雨量は、多いところで奄美・九州南部で200ミリ、沖縄・四国・近畿で150ミリなどとなっている。

 台風の北上に伴って前線の活動も活発になるため、29日にかけて西日本から東日本の太平洋側でも非常に激しい雨が降る見込み。暴風に厳重に警戒するとともに、高波や大雨に警戒が必要。