今季初、ハクチョウが鳥インフル陽性 松江
5日、島根・松江市で、死んでいたコブハクチョウ1羽から鳥インフルエンザウイルスの陽性反応が確認された。陽性が確認されたのは、今季、全国で初めてという。
島根県によると5日、松江市の宍道湖で死んでいるコブハクチョウ1羽を島根県が簡易検査したところ、A型鳥インフルエンザウイルスの陽性反応が確認されたという。
現在は、鳥取大学で確定検査を実施中で、結果判明まで1週間程度かかるという。
簡易検査の結果を受け、環境省と島根県は、半径10キロ圏内を野鳥の監視重点区域に指定し、島根県では対策会議を行ったほか、周辺の川などで緊急パトロールを行っている。
環境省によると、鳥インフルエンザウイルスの陽性反応が出たのは、今季、全国で初めてだという。