ドローンが落下 “制御の範囲”を超えたか
今月4日、岐阜県大垣市で開かれたロボット技術を紹介するイベントで、お菓子をまきながら飛しょうするドローン。すると、突然、急に制御を失い、猛スピードで落下した。ドローン落下の瞬間をカメラがとらえていた。一体、何が起きたのか。
落下の瞬間は、他のカメラにも。落ちたドローンの直径は85センチ、重さは4キロほど。警察などによると、この事故で、子供4人を含む6人が軽いケガをした。
ドローンはなぜ落下したのか、専門家は・・・
NSi真岡 水沼和幸さん「重量が機体に対して正しい値で設定されているかどうかということが非常に重要。落ちる映像を見る限り、その(重量)制御の範囲を超えたのではないか」
一般的にドローンには、風や重量などに対して安定した飛行を行うためのコンピューターが搭載されているという。今回の落下の原因の1つとして、お菓子を積んでいて制御できる重さを超えたため、落下した可能性があると指摘する。
ドローンは、市が委託した県内の会社が飛ばしていて、警察は詳しい事故の原因を調べている。