大量の噴石…浅間山の警戒区域にカメラ
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群馬県と長野県にまたがる活火山・浅間山の警戒区域に、日本テレビのカメラが入った。
標高2000メートルを超え、草や木が育ちにくい山すそには、大量の噴石があった。登山に同行した東京大学・火山噴火予知研究センターの武尾実教授によると、2004年の噴火の際に、約1キロ離れた火口から飛んできたと考えられるという。
浅間山は2年前の6月以来、噴火は起きていないが、専門家は警戒を呼びかけている。
武尾教授「依然として地震活動、火山ガスが高いレベルにありますので、もうちょっと様子を見る必要があると思います」
気象庁は、火口から2キロの範囲では、突然の噴火に警戒が必要だとしている。