JR東海道線で車掌居眠り ドア開閉に遅れ
24日、JR東海道線の普通電車で車掌が居眠りをしていたことがわかった。車掌は乗客に起こされ、駅でドアを開けるのが10秒ほど遅れたという。
JR東日本によると24日午後10時20分ごろ、品川駅に到着した東海道線の上りの普通電車で、女性の車掌(31)が乗務員室のイスに座って眠っていたのをホームにいた乗客が気づき、窓をたたいて起こした。
この影響で、ドアを開けるのが10秒ほど遅れたが、電車のダイヤに遅れはなかったという。
JR東日本の調査に対し車掌は、「品川駅到着の前に眠気を感じ、5分間ほど居眠りをしていた」と話している。
JR東日本は、この車掌を乗務から外すとともに、全乗務員への指導を徹底するとしている。