大学入試“プレテスト”正答率の中間報告
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大学入試センター試験に代わる新たな共通テストの導入にむけて、先月行われたプレテストの正答率の中間報告が公表された。
プレテストは、大学入試センター試験に代わって2020年度から導入される新たな共通テストの検証のため、全国の高校2年生以上、のべ18万人近くが参加して先月行われたもの。
プレテストでは、当てはまる答えが一つとは限らず、すべて選ばせるというマーク式問題が初めて出された。中間報告によると、こうした問題の8割以上で正答率が25%以下にとどまり、最も低いものは0.9%だった。
今回、公表されたのはマーク式問題の正答率の速報値のみで、大学入試センターでは記述式問題の採点も行った上で課題などを抽出し、年度内に最終報告を発表するとしている。