上野動物園 パンダのシャンシャン返還まで1週間 初めて発情の兆候を確認 最終日の抽選倍率70倍に
上野動物園のメスのジャイアントパンダ・シャンシャン。中国への返還まであと1週間となる中、初めて発情の兆候が確認されました。
シャンシャンは返還に向けた検疫期間のため、先月21日から室内で過ごしています。
上野動物園によりますと、シャンシャンは先月31日に陰部が赤く膨脹していることが確認されたほか、ホルモンの値の顕著な上昇がみられたことなどから、発情が始まったと判断したということです。シャンシャンの発情は初めてです。
現在も発情が続いているかどうかは確認中ですが、中国への輸送には影響ないということです。
事前抽選制となっているシャンシャンの観覧ですが、最終日となる今月19日の最終組の倍率は、およそ70倍にのぼるということです。
シャンシャンは来週21日、午後1時前の飛行機で中国に返還される予定です。