北朝鮮 戦争準備態勢“強化方針”決定…軍創建75年の記念日を迎え軍事パレード実施の兆候も
北朝鮮は金正恩総書記出席のもと開かれた朝鮮労働党の中央軍事委員会で、戦争の準備態勢をより強化する方針を決めました。8日にも、軍事パレードを実施する兆候が捉えられています。
朝鮮中央テレビは党の中央軍事委員会の拡大会議が6日開かれ、金総書記が指導したと報じました。
会議ではことしの軍事的な課題や方針について議論、「現在の情勢に対処して、軍の作戦戦闘訓練を拡大して、戦争の準備態勢をより厳格に完備すること」などを決定しました。
金総書記は「党の膨大な闘争課題を無敵の軍事力でしっかりと支え、力強く開拓すべき」と強調し、出席した軍の幹部らを鼓舞しました。
北朝鮮は8日、軍の創建から75年となる記念日を迎え、軍事パレードの準備が捉えられていて、韓国軍は7日、「最近人員と車両が大きく増加し、注視している」と明らかにしました。