米軍ヘリ落下物…小学生ら保護者と一斉下校
13日午前、沖縄のアメリカ軍普天間基地に隣接する小学校のグラウンドに、アメリカ軍のヘリコプターから、窓のような部品が落下し、児童1人がけがをした。
宜野湾市などによると、13日午前10時10分ごろ、普天間基地に隣接する普天間第二小学校のグラウンドに、ヘリコプターの窓のような約90センチ四方の部品が落下した。
当時、グラウンドでは体育の授業が行われていて、部品が落下した際に飛び散った小石で4年生の男子児童1人が左腕に軽いけがをしたという。事故をうけて小学校は午後の授業を急きょ中止し、児童らは保護者に連れられて一斉下校した。
保護者「体育の授業中、運動場にいるとき落ちたって言ってたから怖かったんだろうなと」「この子が近くにいたんだと知ってから怖いなと」
一方、アメリカ海兵隊の第3海兵遠征軍はプレスリリースを出し「CH-53の窓が小学校に落下した」と発表した。その上で「今回の事故で地域に不安をもたらしたことを謝罪します」と述べ、地元当局とともに事故原因を調査しているとしている。