注意!電気ケトルなどの幼児ヤケド相次ぐ
お湯を沸かす電気ケトルなどで乳幼児がヤケドなどをする事故が相次いでいるとして、消費者庁が注意を呼びかけている。
電気ケトルでお湯を沸かす際、ケトルの表面の温度がわかるサーモグラフィーの映像では、加熱から1分では温度は低い状態だが、お湯が沸くとケトルの外側は100℃を超えている。このように、ケトルの表面が熱くなる構造のものもあり、ヤケドをするリスクがある。
消費者庁には、今年10月までの約7年間に、子どもが電気ケトルや炊飯器を倒すなどして、ヤケドをしたという事故の情報が375件寄せられ、そのうち、8割は2歳以下の乳幼児だという。
消費者庁は、電気製品の協議会が安全性を認めた場合に付けられる「Sマーク」のある製品を選んだり、ケトルなどを子どもの手が届く場所に置かないよう、注意を呼びかけている。