座間事件受け、書き込み削除など再発防止策
神奈川県座間市で9人の遺体が見つかった事件を受け政府の関係閣僚会議は、SNSへの自殺に関する書き込みの削除を強化するなどの再発防止対策をまとめた。
政府は19日の関係閣僚会議で、座間市のアパートで9人の遺体が見つかった事件では、SNSに自殺願望を書き込んだ被害女性が、言葉巧みに誘い出され殺害されたなどとして、政府一体となって再発防止策に迅速に取り組むことを決めた。
ひとつは、SNSへの自殺を誘い込むような有害な書き込みについて、SNS事業者に対し禁止・削除を要請し、政府委託の団体などが監視・削除をサポートするなどとしている。
また、自殺願望のある若者の相談対応を強化し、自殺につながる言葉がネット検索されたときには、相談窓口を表示して誘導したり、SNSでも相談ができるようにするなどとしている。