わいせつ・セクハラ処分の教職員、過去最多
わいせつやセクハラ行為で処分を受けた公立学校の教職員の数が過去最多となった。
文科省が全国の公立小中高校などの教職員を対象に行った調査によると、昨年度、わいせつやセクハラ行為により処分を受けた教職員の数は226人で、前の年の調査よりわずかに増え、過去最多となった。
このうち懲戒免職は129人で、こちらも過去最多。体に触る行為が89人で最も多く、続いて性交が44人、盗撮やのぞきが40人となっている。また相手の半分近い109人が、勤務する学校の児童・生徒だった。
SNSをきっかけにした行為が増加傾向にあることなどから、文科省では今後、わいせつ行為の発生を未然に防ぐための取り組みなどをまとめ、各教育委員会に示したいとしている。