田植え餅つき踊りで「小正月」青森・東通村
15日は「小正月」、青森県東通村では伝統の田植え餅つき踊りが行われ、女性たちが豊作と家内安全を祈った。
田植え餅つき踊りは、下北地方に200年以上伝わる小正月の行事。東通村目名地区では、色鮮やかな衣装を身にまとった婦人会の女性たちが地区の神社に踊りを奉納した。小さな臼を囲んでおはやしと掛け声に合わせてきねをふるうしぐさを繰り返す。
このあと女性たちは地区の家々で角付けし、今年1年の豊作と家内安全を祈って踊った。
目名婦人会・竹林美智子さん「ことしも1年、皆さんが元気で過ごせて、田んぼとか畑もうまくできますようにと、それを願って踊りました」
東通村の田植え餅つき踊りは集落ごとに受け継がれ、16日も行われる。