草津白根山「水蒸気噴火」の可能性高い
気象庁は、23日の草津白根山の噴火について、マグマが地下水を熱し蒸発することで起きる「水蒸気噴火」の可能性が高いと発表した。
気象庁によると、国の研究所が草津白根山の噴火で出た火山灰などを分析したところ、地下のマグマが地下水を熱し、蒸発することで起きる「水蒸気噴火」の可能性が高いことが分かったという。
また、24日午前10時から11時の間に2回観測された地下の熱水の移動によって起きる「火山性微動」は、午後2時から3時の間にも2回観測されたという。
気象庁は、火山活動は引き続き活発でさらなる噴火の可能性もあるとして、火口の鏡池から2キロの範囲では噴石などに警戒するよう呼びかけている。