AV業界に“出演強要”被害防止を要請
アダルトビデオに無理やり出演させられる、いわゆる「AV出演強要」が問題となる中、警視庁はプロダクションやメーカーなどを集めて被害防止を要請した。
1日に東京・千代田区で警視庁が行った説明会には、アダルトビデオメーカーやプロダクションなど、業界団体171社が参加した。
アダルトビデオを巡っては、出演の意思がないにもかかわらず、だまされたり脅されたりして出演させられたとの相談が警察やNPOなどに相次いでおり、先月にはアダルトビデオに出演経験がない女性を言葉巧みに出演させたなどとして、芸能プロダクションの元従業員らが逮捕されていた。
警視庁は、契約時の女性への説明を徹底するよう呼びかけ、被害防止を要請した。