“裁量労働拡大”労働団体が法案提出反対
働き方改革を巡り、労働時間をめぐる厚生労働省のデータについて加藤厚労相は、新たに233件の誤りが見つかったことを明らかにした。この問題をめぐり、反発の声も広がっている。
国会前では26日、全国の労働団体が不適切なデータを基に議論すべきではないとして、法案を提出しないようシュプレヒコールを上げた。
連合・神津会長「裁量問題ですね、データの不備、徹底的に明るみに出していただいた。連日、芋づる式にあれもこれもおかしいみたいなことにしていただいた」
また、連合も集会を開き、これまで厚生労働省の労働政策審議会で、裁量労働制では長時間労働に対する抑止力が作用しない懸念があると主張してきたが、聞き入れられなかったとして、改めて、裁量労働制の適用を拡大すべきではないと訴えた。