伊調馨選手に内閣府が聞き取り
レスリングの伊調馨選手が日本レスリング協会の幹部からパワハラを受けたとする告発状が出された問題で、13日、伊調選手が内閣府から聞き取りを受けたことがわかった。
この問題は、伊調選手が、協会の栄和人強化本部長の指示で男子合宿への参加や練習拠点への出入りを禁止されたなどとする告発状が内閣府に出されたもの。
伊調選手の所属先のALSOKは、伊調選手が13日、内閣府の公益認定等委員会から聞き取りを受けたことを明らかにした。聞き取りの内容については、公正な判断のため公表できないとしている。
伊調選手は、これまで、「告発状については一切関わっていない」とした上で「しかるべき機関から問い合わせがあった場合は、説明することも検討したい」とコメントしていた。栄氏や協会側は、告発状の指摘を全面的に否定している。