桜島噴火 市街地にも大量の火山灰が
活発な噴火が続いている鹿児島県の桜島。10日夜の噴火では鹿児島市内でも大量の火山灰が降った。
10日午後7時過ぎ、桜島の南岳山頂火口であった噴火では火口上空の2800メートルまで噴煙が上がった。舞っているのは火山灰。風に乗った噴煙は鹿児島市の中心部にも。
火山灰の影響で傘をさす人が多く見られる町の人は――
町の人「目が痛いですけどね。メガネも灰だらけになってしまって」
さらに桜島をとらえたカメラでは山の上を赤く照らす「火映」と呼ばれる現象も。マグマが火口近くまで上がり、活動が高まっている事を示している。気象庁は引き続き大きな噴石や火砕流に警戒を呼びかけている。