パラグライダーやバンジーが福利厚生のワケ
パラグライダーを楽しむ人たち――実は会社の福利厚生で無料体験中なんです。マーケティング事業などを手がけるこの会社では、年に1回、パラグライダーができるといいます。この他にバンジージャンプなどもあるそうです。
部署をまたいで仕事をすることが多いため、休日に普段行わない体験を社外で共有することにより、チームワークを活性化させる狙いがあるといいます。さらに、こんな効果が。
「離職率の低下には寄与しているかなとは思います」(トライバルメディアハウス・前川さん)
ユニークな福利厚生は別の会社でも――モバイルゲームを手がけるこの会社では、週に3回お昼に無料のビュッフェが提供されています。
「忙しくなると、自分の健康を優先順位から下に置いてしまったりするので」(アカツキ 従業員)
若手従業員が多いことから、食事の管理の他に外部から専門トレーナーを呼ぶなどして、健康管理を目的とした福利厚生を多く取り入れているそうです。
従業員の6割が女性という広告代理業などを行う会社では、社内ネイル制度を導入。週に3回、会社にネイリストを呼び、社員は無料で利用できるといいます。
「会社自体が女の子の世界を変えるといったミッションをかかげていて、それを遂行するために、社内から変えていこうという感じで」(アウローラ 広報部 阿部さん)
自社の特徴を生かした独自の福利厚生を取り入れることで、他社との差別化をはかり、離職や体調管理といった企業側の悩みも解消できるということです。
【the SOCIAL viewより】