「気になる」から始まる、変わる求人サイト
独自の目線で求人サイトを運営するナカムラケンタ氏(39)。ナカムラ氏は、求人サイト「日本仕事百貨」の運営を手がけ、勤務地や給与面だけではなく、働く人の思いや背景も掲載し、多様な働き方や生き方を伝えている。また、いろいろな生き方の人と会話できる「しごとバー」も運営している。
――日本仕事百貨と一般的な求人サイトの一番の違いはどんなところでしょう。
普通の求人サイトというと、業種や職種とか家から近いとか、検索して仕事を探すということが多いと思うんですが、僕らは雑誌をペラペラめくりながら何か気になるなというものを見つけてもらいながら、そして読み物として読んでいただく。そんなサイトになっていて、転職とかする予定のない方も読み物のように読んでいる人が多いです。
でもそういう人が時々ムムッと思って、「気になる、なんだこの求人は?」と思って応募されて、今この仕事についてますという人も結構います。
――どんなことが書かれているんですか。
例えばいま募集中のものだと、不動産会社で管理している物件に入居すると、その入居者しか入れないレストランがあってそこを利用できるような会社の募集だとか、あとはツリーハウスのクリエイターや老舗の精肉店とか、本当にいろんな仕事をいま募集しています。
【the SOCIAL guestより】