両陛下、原発事故で避難の人たちと懇談
9日から福島県を訪問している天皇・皇后両陛下は、原発事故から避難してきた人たちと懇談された。
福島県に到着した両陛下は、まず、いわき市の復興公営住宅を訪問された。ここには原発事故の避難者らが450人近く暮らしている。
陛下は、「いろいろとご苦労があったと思いますが、それを乗り越えて、良い生活を築いていかれることを願っています」と声を掛けられていた。
宿泊先のホテルでは、両陛下は、フラガールのショーに笑顔で拍手を送られた。ダンシングチーム・キャプテンのアウリィ晴奈さんは、「震災後、何回も、両陛下は福島の方に足を運んでくださいましたので、本当に感謝の気持ちを忘れずに、これからももっと復興に向けてお力添えできたらと思います」と話した。
10日は、南相馬市で「全国植樹祭」にのぞまれる。