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「諦めない」原口元気と難病少年の約束

2018年6月25日 13:51
「諦めない」原口元気と難病少年の約束

原口元気選手と少年をつなぐのは“諦めない”気持ち――去年、原口選手が訪れた病院。そこで会ったのは、当時、小学6年生の菊地秋也くんでした。

秋也くん「いつもボールを頑張って取りに行って最後まで諦めない……好きです」

原口選手「諦めなかったらね」「なんとかなるから」

小学1年生の時に心臓の難病である「拘束型心筋症」と診断された秋也くん。11歳で余命1年の宣告――助かるには、一刻も早い心臓移植が必要でした。

秋也くんは、浦和レッズ時代から、ずっと原口選手の大ファンでした。それを知った原口選手が、お見舞いに訪れたのです。

原口選手「(ゴール)決めてほしい?」

うなずく菊地秋也くん。

原口選手「決められるように頑張るわ」

秋也くんと得点の約束をかわした原口選手――

「なんか頑張れとか言っても、頑張っているから。一緒にボールを蹴られるように………治ってくれたらいいなと思います」

一緒にサッカーができるように――半年後、アメリカでの手術が無事に成功した秋也くん。

秋也くん「みんなのお陰で手術が成功しました。今はアメリカにいるけど元気です」

手術の成功を聞いた原口選手は――

「すごく不安なものと闘っていたと思いますし、それに勝てた彼というのはすごく僕自身も、また勇気をもらいました」


【the SOCIAL lifeより】