東京湾にクジラ?大ジャンプ、潮吹く様子も
東京湾で、“ある巨大な生物”の目撃情報が相次いでいる。その驚きの行動をカメラがとらえていた。
24日午後2時半ごろ、大きな体を反らしながらジャンプする生物。船のすぐそばでも、大きく水しぶきをあげている。
実はこれ、“クジラ”とみられる大型の海洋生物。24日午後2時半ごろ、アクアラインより北側の東京湾で、釣りから帰る途中の男性が見つけた。
撮影者・森田英幹さん「(ジャンプは)10回以上はしていたと思います。もぐってはジャンプのくり返しで、けっこう船の近くでもジャンプして。近づいてきて最後、(自分の)船に当たってしまいましたけど」
高さ5メートルほどの大ジャンプ。さらに、10回以上、潮を吹く様子を確認できたという。時速およそ15キロでゆっくり泳いでいたという、クジラとみられる生物。
実は、18日以降、少なくとも5回以上、東京湾北部で「クジラを見た」という目撃情報が相次いでいて、海上保安庁は、目撃されたクジラは同じクジラの可能性があるとしている。
東京湾での生息は珍しいというクジラ。海上保安庁は、衝突すると事故につながる恐れがあるとして、近くを航行する船に注意を呼びかけている。