「融資問題」で紛糾も スルガ銀行株主総会
女性専用シェアハウス「かぼちゃの馬車」をめぐる問題で、融資をしていたスルガ銀行の株主総会が28日開かれ、株主からは経営陣の責任を問う厳しい意見が相次いだ。
スルガ銀行・岡野光喜会長「この度のシェアハウス関連融資の問題につきましては、お客さま及び株主さまを始め、多くのステークホルダーの皆様に多大なるご迷惑ご心配をおかけしておりますことを深くおわび申し上げます」
スルガ銀行の岡野光喜会長は問題発覚後、初めて公の場に姿をみせ、冒頭で、一連の問題について謝罪した。
スルガ銀行は、融資の際に書類が改ざんされていたことを、相当数の社員が認識していたと先月、明らかにしていて、28日の株主総会では、株主から「経営陣は責任を取らないのか」などと厳しい意見が相次ぎ、紛糾する場面もみられた。
スルガ銀行の株主「そりゃ納得しないですよね。これだけ株が下がってるんだから」
スルガ銀行の株主「回答は通り一遍で、第三者委員会の結果が出てからだとか、金融庁の結果が出てからだという話が中心で」
スルガ銀行は、第三者委員会と金融庁の調査結果が出たあとに、経営陣の責任の所在を明らかにしたいとしている。