相続税を計算する際の基準となる「路線価」が発表され、東京・銀座では過去最高額となった。

国税庁が２日に発表した「路線価」の全国平均は、去年に比べて約０．７％上がり、３年連続で上昇した。外国人観光客の増加などを背景に、東京・福岡など都市部に加えて沖縄での上昇が目立った。

全国で最も土地の値段が高かったのは３３年連続で東京・銀座の鳩居堂前。外国人観光客も多い銀座の中心地で、１平方メートルあたり４４３２万円、はがき１枚分で約６５万６０００円と過去最高額を更新している。