全日空、国内線176便欠航 点検などで
全日空は9日、ボーイング787型機の点検や部品交換のため、国内線176便の欠航を発表した。
全日空は9日、今月13日から22日までの10日間で、国内線176便を欠航すると発表した。全日空は、保有するボーイング787型機の一部に搭載されている、ロールスロイス社製のエンジンについて、内部のタービンブレードに不具合が生じるおそれがあるとして、今年4月に、国土交通省から点検などを指示されていた。
欠航は、この指示による点検や、部品の交換などで機体のやりくりがつかなくなったためで、すでに今月6日から12日までの7日間で、113便の欠航を発表していた。
全日空は、夏休みやお盆休みの時期への影響を精査しているが、今月下旬や来月にも同じ程度の欠航が出る可能性があるという。