【西日本豪雨】広島・府中町は避難勧告に
甚大な被害を各地にもたらした西日本豪雨。死者は171人、行方不明者は80人になった。
10日に川が氾濫した広島県府中町では、避難指示が出ていたが避難勧告に切り替えられ、住民たちは片付けに追われている。
氾濫が起きたのは、10日の正午前。府中町を流れる榎川が氾濫し1万1000世帯に避難指示が出された。
一夜明け、水はひいたが、住民は、街を覆う大量の土砂の撤去に悪戦苦闘している。
府中町では、氾濫は、ほぼおさまったとして、11日午前7時前、避難勧告に切り替えた。
また、福山市熊野町や神辺町、東広島市八本松町、河内町でも、ため池に亀裂が入るなどして、11日、新たに避難指示が出された。
府中町では懸命の復旧作業が続いているが、流れ込んだ土砂の量は多く、時間がかかりそうだ。