警視庁が提案!水で作るカップ焼きそば
警視庁・警備部災害対策課が約2週間前、災害時に食事を取る方法のひとつとしてツイッターに投稿したのが、「カップ焼きそばを水で作る方法」。6万5000の「いいね!」がつくほど話題となっています。警視庁は日頃から、こういった災害時に使える情報を発信しています。
そこで、この投稿を参考に、カップ焼きそばを水で作ってみました。使うのは市販のカップやきそば。カップに注ぐ水の量も少なめで、お湯を入れるときは赤い線(カップ内側の線)を目安にしますが、麺が隠れる程度あればいいそうです。
麺がほぐれるのは、水を入れてから約20分。ほぐれるようになったら水を抜いて、ソースをからめて完成となります。
災害食に詳しい甲南女子大学・名誉教授の奥田さんによると、衛生上の理由から、できれば市販のペットボトル入りの水を使うようにしてほしいということです。もし水がない場合は、お茶や炭酸飲料などで作ることができるそうです。また、焼きそばだとソースが濃いため、味への影響が少ないということです。
奥田さんによると、麺を戻した水は麺についた油が多少混じっているものの、すぐに飲む分には問題ないそうです(※放置しておくと雑菌が繁殖する可能性があります)。また、カップ焼きそばだけではなく、カップラーメンなどにも応用できます。