秋田新幹線が運転再開 約230人が車内で一夜 きょうも運休相次ぐ
停電の影響で29日夜から運転がストップしていた秋田新幹線が午前10時半過ぎに運転を再開しました。29日夜は、およそ230人が車内で一夜を過ごしました。
JR秋田支社によりますと、29日午後10時半ごろ、JR田沢湖線で停電が発生し、秋田に向かう下りの秋田新幹線2本が走行中に停車しました。仙北市の田沢湖駅近くで停車した秋田新幹線については、かわりの移動手段の手配がつかず、乗客およそ230人が車内で一夜を過ごしました。
そして、30日午前8時すぎにバスで秋田駅などへ移動しました。これまでに体調不良を訴えている人はいないということです。
東京から
「大変でした。ゆっくりしたかったが、(予定が)だいぶずれた」
東京から
「(列車内が)明るかったのであまり眠れなくて、座りっぱなしだったのも辛かった」
停電の原因について、JR秋田支社は回送列車のパンタグラフが何かにぶつかり、破損したためと説明しています。
秋田新幹線は午前10時半ごろから運転を再開しましたが、30日も上りと下りあわせて4本が運休し、10本が区間運休しています。