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「みなし仮設住宅」受け付け開始 広島

2018年7月20日 17:36
「みなし仮設住宅」受け付け開始 広島

西日本豪雨から20日で2週間、亡くなった方は218人にのぼり、依然13人の方が行方不明となっている。広島市安佐北区から中継で伝える。

土砂災害で1人が犠牲になった広島市安佐北区口田南では、災害直後、濁流が流れていた場所が、現在は大きな土のうで応急処置がされ、ようやく災害前とほぼ同じ川幅に戻っている。

一方、反対側はいまもなお多くの岩や木などが堆積し、手つかずの状態が続いている。

今回の豪雨災害で、広島県内では6600棟以上の住宅が被害に遭った。住民は自宅の復旧作業を進めているが、大量の土砂との闘いとなっている。

また、現在も1200人が避難所での生活を強いられている。県内では、20日から自治体が民間の住宅を借り上げて提供する「みなし仮設住宅」の申し込み受け付けが始まった。

この地域でも多くの住宅が被災しているが、あまりボランティアの姿を見かけない。町内会によると、平日はボランティアの数が少ないという。元の生活を取り戻すには、まだまだ人手と時間が必要。