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雪のピークいつまで?…6日も「警戒」必要 外出の際の注意点は?

2024年2月6日 5:29
雪のピークいつまで?…6日も「警戒」必要 外出の際の注意点は?

各地で、重大な災害が起こる恐れのあるときに出る「大雪警報」が出ています。この雪のピークはいつまでなのか、気象予報士の市村紗弥香さんとお伝えします。

■今後の雪の状況は…

市村紗弥香 気象予報士/防災士
「はい。勢いは弱まっていくものの、6日も雪は降り続く見込みです。そして特に朝の通勤通学の時間帯に大きな影響が出そうなんです。

今後の雪の予想です。日付が変わって一度雪はやむのですが、朝になると再び関東甲信に雪雲が広がり始めます。そのため朝の時間も都心含めて広い範囲で雪や雨が降りそうです」

市村紗弥香 気象予報士/防災士
「6日夕方までの予想降雪量は関東の多いところでは40センチ。平地でも15センチが予想されています。東京23区でも10センチの降雪が予想されています」

■さらに積雪した場合に予想されることは…

有働由美子キャスター
「渋谷のスクランブル交差点の映像では、雪が積もっているのが分かります。もう既に5日午後11時時点で東京23区、東京都心では8センチ積もっているということですが、6日はどれぐらいまで積もるのでしょうか。積もった場合はどういった状況になるのでしょうか」

市村紗弥香 気象予報士/防災士
「2022年1月、東京で大雪警報が出された時の様子です。この時は都心で積雪10センチを記録していて、歩行者が転倒するなどして、2日間で500人以上が病院に搬送されたり、高速道路で車が立ち往生したりスリップしたとみられる事故も相次ぐなど、大きな混乱が起きました。

今回も国交省などが不要不急の外出を控えるよう、緊急の呼びかけを行っています」

■どうしても外出する際に注意することは?

有働キャスター
「外出をしないのが一番ですけれども、受験や仕事などでどうしても出ないといけないという人もいると思います。気をつけることは?」

市村紗弥香 気象予報士/防災士
「まずは歩き方に注意が必要です。小さな歩幅でそろそろと歩く『ペンギン歩き』が効果的です。後ろに滑ってしまわないように、体の重心をやや前において、靴の裏全体を路面にしっかりつけて、小さな歩幅でゆっくりと歩くようにしてください。

次に服装にも注意が必要です。けがを防ぐために帽子を着用する。かばんはリュックサック、手袋をつけてポケットに手を入れないようにして、両手をあけておくことも大事です」

市村紗弥香 気象予報士/防災士
「そして、時間に余裕を持った行動をしてください。家を出る時間を少し早めるなど、急がなくてもいいように行動することが大事です」

有働キャスター
「出かける前に必要な情報を確認するなど、十分に気をつけていただきたいと思います」

(2024年2月5日放送『news zero』より)

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