天皇皇后両陛下 国立劇場“さよなら公演”の歌舞伎を鑑賞
天皇皇后両陛下は23日、建て替えのためいったん閉場するいまの国立劇場のさよなら公演となる歌舞伎を鑑賞されました。
両陛下は午前11時半過ぎ、クリーム色に合わせたコーディネートで、東京・千代田区の国立劇場に到着し、会場では満場の拍手に迎えられました。
両陛下が鑑賞されたのは、建て替えのため今月末にいったん閉場するいまの国立劇場を締めくくるさよなら特別公演、歌舞伎の「妹背山婦女庭訓」です。演目が始まると天皇陛下は少し身を乗り出し、皇后さまはオペラグラスを手に、熱心に鑑賞されていました。
終了後、両陛下が退場する際には「よ、ご両人」と大きな声がかかり、お二人は笑って手を振り、応じられていました。
陛下は「最後に見られて嬉しい。素晴らしい公演でした」と感想を述べられていました。