岐阜で「猛暑日」季節外れの暑さ 各地で熱中症か…搬送も 都心は18日も暑く…一層の注意を
17日の日本列島は全国35地点で、5月としては観測史上1位の暑さとなりました。岐阜県揖斐川では全国で今年初の「猛暑日」に。福岡県久留米市では、体育祭の練習をしていた生徒7人が、熱中症の疑いで病院に搬送されました。
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17日、岐阜県揖斐川の最高気温は35.1℃を観測し、全国で今年初の「猛暑日」となりました。茶畑で作業する男性から聞こえてきたのは、嘆きの声です。
茶摘みをしていた人
「カンカン照り。つらいね、30℃超えると。年やで、もたんでかん」
17日の日本列島は、全国35地点で、5月としては観測史上1位の暑さとなりました。
最高気温32.2℃と、7月中旬並みの暑さとなった福岡県久留米市の中学校では、体育祭の練習をしていた生徒7人が、熱中症の疑いで病院に搬送されました。大阪府羽曳野市でも、グラウンドで体育の授業中だった小学6年生3人が病院に搬送されました。
熱中症とみられる人は関東でも。都内では午後3時時点で、熱中症の疑いで8人が搬送。埼玉県では午後4時時点で17人が病院に運ばれています。また、茨城県では午後4時半時点で3人、栃木県では午後4時時点で1人の患者が搬送されました。
18日の東京都心の最高気温は、17日よりも高い32℃の予想です。熱中症に一層の注意が必要です。