31日、将棋の叡王戦第4局が行われています。この対局で藤井聡太八冠が敗れると、叡王のタイトルを失い八冠陥落となります。

将棋八大タイトル全てを持つ藤井聡太八冠は31日、叡王戦五番勝負の第4局にのぞんでいます。

藤井八冠はタイトル戦で、初挑戦から22連覇を果たしてきましたが、今回の叡王戦では同い年の挑戦者・伊藤 匠七段に1勝2敗と追い込まれていて、31日の対局で藤井八冠が敗れると叡王のタイトルを失い八冠陥落となります。対局を前に藤井八冠は「大きな一局。深く考えて積極的な将棋にしていきたい」と語っています。

一方、勝てば初タイトルの伊藤七段は「厳しい戦いになると思うので良い内容の将棋を指すということを第一に考えていけたら」と話しています。勝敗は夜までに決まる見通しです。