台風12号、長崎に最接近 現地から中継
台風12号は29日夕方、福岡県に再上陸した。九州と四国では30日にかけて厳重な警戒が必要。台風が最接近している長崎から藤田記者が伝える。
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長崎県は、全域が台風12号の強風域に入っている。現在、最も接近しているとみられていて、29日午後9時50分には長崎市で17ミリの雨を観測した。
台風の接近に備え、長崎市と諫早市は、小学校や公民館などに避難所を開設。近くの住民が避難していた。
また、交通機関に影響が出ていて、本土と五島を結ぶジェットフォイル=高速船は30日の始発便の欠航を決めている。
強風域を抜けるのは31日になる見込みで、気象台は強風やうねりを伴った高波への注意を呼びかけている。