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日本海側で猛烈な暑さ…台風でフェーン現象

2018年7月30日 13:49
日本海側で猛烈な暑さ…台風でフェーン現象

台風12号が九州の南で迷走する一方、北陸など日本海側で、猛烈な暑さに見舞われている。

台風12号の間接的な影響で、フェーン現象が発生している日本海側を中心に、特に気温が上がっている。30日午後1時現在、金沢では36.5℃、石川のかほくでは37.7℃と、いずれも今年一番の暑さになっている。

また、異例のコースを進んでいる台風12号は、鹿児島の南で複雑な動きをし、迷走する見込み。来月1日になってようやく九州の西へ遠ざかるもよう。

台風の動きが遅いため、大雨が続きそうだ。予想される雨量は多い所で、四国で250ミリ、九州で200ミリ、奄美で120ミリ、東海で100ミリ。四国や九州北部では、来月1日にかけて、さらに100ミリから150ミリの大雨になるおそれがあり、土砂災害などに警戒が必要。