ＩＳＳ（＝国際宇宙ステーション）での滞在を終え、今年６月に地球に帰還した金井宣茂宇宙飛行士が、帰国会見を行い、およそ半年間の滞在生活を振り返った。

金井宣茂宇宙飛行士「意外と宇宙に行くのって普通だったなというのが実感。宇宙食はおいしいですし、夜、眠るにも（無重力で）ぷかぷかして、非常に熟眠できますし、宇宙ってこんないいところなのか。もう帰りたくないなって」

会見で金井さんは、笑顔を見せながら半年近くに及んだ宇宙での生活について語り、宇宙ステーションを離れたさみしさもにじませた。

また、日本は月探査を目指す方針を打ち出しているが、「機会があれば私自身も月に行ってみたい気もあるし、次に人類が月に行くときはチームのなかに必ず日本人がいてほしい」などと話した。