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ISSの「きぼう」で冷却水漏れ~JAXA

2018年7月31日 20:34

JAXA(=宇宙航空研究開発機構)は、ISS(=国際宇宙ステーション)の日本の実験棟「きぼう」の冷却装置で、少量の冷却水漏れが起きていると発表した。

JAXAによると、今月18日、日本の実験棟「きぼう」の冷却装置で、冷却水が漏れていることを確認したという。これまでに漏れた量は合計およそ400ミリリットルで、現在も1日あたり25~30ミリリットルが漏れているという。

宇宙飛行士が調べた結果、熱制御システムの一部である熱交換器の配管付近から漏れている可能性が高いということで、漏れている場所を特定次第、補修を行う予定だという。

冷却水漏れによるほかの機器への影響はなく、また、冷却水の残量も十分にあることから、JAXAは現時点で「きぼう」の運用に支障はないと判断し、実験を計画どおりに進めるとしている。