成田空港でヒアリ発見 環境省など警戒強化
先月29日、国内の空港では初めて成田空港で、強い毒を持つ外来種のヒアリが見つかり、環境省などは他にも侵入していないか警戒を強めている。
成田空港では、先月29日にアメリカ・テキサス州から届いた航空貨物で160匹のヒアリが見つかっていた。空港では他にも侵入していないか調べるため、周辺15か所にワナを仕掛け、2日、ワナが4日ぶりに回収された。
ワナには23匹のアリが捕獲されていたが、環境省が引き取って調べた結果、2日に回収したなかにはヒアリはいなかったという。
環境省などでは、引き続き国際線のある30の空港でヒアリの監視態勢を強化している。