夜空に光の稲穂 秋田「竿燈まつり」始まる
東北を代表する夏祭りのひとつ秋田の竿燈(かんとう)まつりが始まり、夜空を彩る光の稲穂が観光客を魅了した。
竿燈まつりは約270年前に始まった秋田市の伝統行事。厄よけや五穀豊穣(ほうじょう)を願って行われるもので、今年は町内会や企業など74の団体が参加し、279本の竿燈があがった。
稲穂にみたてた竿燈は大きいもので長さが12メートル、重さが50キロにも及ぶ。差し手と呼ばれる男たちが手のひらや肩、額、腰を使って技を披露する。
秋田の夏の夜空を彩る竿燈まつりは6日(月)まで行われる。